7/14 公開2日目レポ

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大谷健太郎監督とトークショーをさせて頂きました。
実はトークの前に控え室で打ち合わせを司会いただいた武藤起一さんと3
人とでしたのですが急に武藤さんが2人だけで対談した方がいいと思って、
ということをおっしゃられて。え?2人で?というのは初日舞台挨拶では
司会の武藤さんが登壇者に質問をしていくスタイルだったので大谷さんと
のトークもそういうスタイルだと思ってたのです。

2人だけでしゃべるなんて…。そして更に事前にこういうことを話そうとかも無く。。。
壇上で聞くからと大谷さんおっしゃられて。。。舞台挨拶ご覧になっていた方から
「迫田さん、めちゃくちゃ緊張してましたねー」と言われたのですが、そりゃあ緊張します!
だって準備も何もないまま、壇上に。。。

と言い訳から入りましたが、トーク自体は本当に僕の心にずっと残るだろうなあと。
会話劇について、お芝居について、キャスティングについてたくさんお話をすることができました。
大谷さんは元々、会話劇の名手としてデビューされて、僕も今までの作品も『父の愛人』も会話劇だったので。
「昔の僕を見るようなんだよ」とおっしゃっていただけて。すごく嬉しかったです。
お忙しいところおいでいただけて本当にありがとうございました。

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大谷健太郎監督

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トークショーが終わって一緒に写真を看板と。
この後、劇場の出口までお送りしたのですが、最後に大谷さんが、握手をしよう!とおっしゃって。
感動しました。ありがとうございました!


7/13 初日満員御礼申し上げます!

2013-07-13 20.46.01

写真撮る余裕なかったです。。。

初日満員御礼申し上げます!
全席満員となりました。
たくさんの方々にご覧頂けてうれしかったです。
そして本日ご入場いただけなかった方々申し訳
ございませんでした。

やはり初日でしたのでかなりバタバタしてしまい
ゆっくりとお話できるタイミングが少なくて。

遠路広島、大阪からもお越し頂いて
作品で御返しできていればと思っています。

初日舞台挨拶 泉水美和子さん、河野知美さん(出演)西蔵らま(脚本)

僕自身はうまくしゃべれなかったなあと思ってたのですが
みなさんからは舞台挨拶も面白かった!と言って頂き
ほっと一安心でした。

明日は『NANA』『ジーンワルツ』『黒執事』等の
監督 大谷健太郎さんをお迎えしてトークショーさせて頂きます。

明日の上映は『の、なかに』『父の愛人』(上映順)
でございます。上映後のトークショーとなります。

劇場でお待ちしております!
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映画『父の愛人』
2013年7月13-19日連日13時から新宿K’s cinema
限定1週間劇場公開。
特別出演に麻丘めぐみ。音楽に初の映画音楽提供となる
木幡太郎(avengers in sci-fi)。

出演
河野知美 泉水美和子 内田周作
麻丘めぐみ(特別出演)

イベント(発表済みの方)いずれも監督迫田参加

13日 舞台挨拶 泉水美和子さん、河野知美さん(出演)西蔵らま(脚本)
14日 ゲスト 大谷健太郎さん(映画監督)
15日 スタッフトーク 登壇者 石田直 徳永陽平 福田美由紀
17日 ゲスト 古厩智之さん(映画監督)
18日 ゲスト麻丘めぐみさん(女優)
19日 ゲスト五十嵐匠さん(映画監督)

公式サイト http://tobikyu.com/fathermistress/
公式Facebookページ公式Facebookページ

日別併映に監督過去作品

「この窓、むこうがわ」18分/2004
出演 荒井沙耶、清水藍、山﨑ふら
音楽 阿部真/エンディングテーマ shiFU

「の、なかに」20分/2005
出演 飯塚朋子/仲田天使。
音楽 友森昭一
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7/12 明日から公開です!

父の愛人B2ポスター

明日から!!

映画『父の愛人』明日の土曜日から
新宿K’s cinemaにて1週間公開が始まります。

作品が完成してから、この『父の愛人』という映画を
どういう形で上映するのが一番良いのか
どういう方法でお伝えするのが良いのか
ずっと探って、ずっと悩んで
そして38分という時間での公開の難しさ
今回、母校のニューシネマワークショップのMovies-High13
配給という形で助けてもらって、1週間の劇場公開となりました。

そして宣伝担当を自分自身でやること。
劇場公開、こんなにきつくてプレッシャーがかかって
たくさんの方々に動いて頂いても、それでもこんなに
しんどいものだったとは。

ずっと自分に問いかけて
自分の作品に向き合って
本当に皆様から
前売1000円当日1300円計約90分間の時間をもらって
それに耐えうる作品なのか。
宣伝をする度に、手売りでのチケットを販売する度に
実感として思って
だけどやっぱり『父の愛人』という作品を信じていて
僕は『父の愛人』という作品に救われて
自分が変われた。ある日突然に変わったのではなくて
自然なスピードで。

映画『父の愛人』は小さな映画だし38分、静かで派手さも無い。

けれど僕は、大きな看板を持って動いて
時には笑われても、1週間のみの公開でも
ちらしを路上で配って、無視されても
チケットを販売する時、500円くらいにしてくれないの?笑
って軽く言われても、近づくとパニックを起こしてしまいそうな
ところに協力を仰いでも、やっかまれても
宣伝費の捻出でひーひー言ってても
僕はこの映画『父の愛人』をたくさんの方々にご覧頂きたい。

そして関係者様始め、たくさんの方々にご協力いただいた。
ここで宣伝できるよ、とか
チケット預からせて、友達に紹介して販売するよ、とか
Facebookページで「いいね!」「シェア」
Twitter、リツイート
ちらしを置かせて上げるよ
ちらし預かる、周りにまくから
さくらんぼ送るから食べな
コメント
トークのゲスト
僕たちも盛り上げますからという言葉
本当にありがとうございました。

僕は映画『父の愛人』という作品が持つ力で
御返しすると思ってます。

明日から1週間、よろしくお願い致します。

「思いだけでは映画は撮れない、だけど思いが無ければ
映画は撮れない」

この言葉を証明する為に。

劇場でおまちしております。

監督 迫田公介

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映画『父の愛人』
2013年7月13-19日連日13時から新宿K’s cinema
限定1週間劇場公開。
特別出演に麻丘めぐみ。音楽に初の映画音楽提供となる
木幡太郎(avengers in sci-fi)。

出演
河野知美 泉水美和子 内田周作
麻丘めぐみ(特別出演)

イベントいずれも監督迫田参加

13日 舞台挨拶 泉水美和子さん、河野知美さん(出演)西蔵らま(脚本)
14日 ゲスト 大谷健太郎さん(映画監督)
15日 スタッフトーク 登壇者 石田直 徳永陽平 福田美由紀
17日 ゲスト 古厩智之さん(映画監督)
18日 ゲスト麻丘めぐみさん(女優)
19日 ゲスト五十嵐匠さん(映画監督)

公式Facebookページ

日別併映に監督過去作品

「この窓、むこうがわ」18分/2004
出演 荒井沙耶、清水藍、山﨑ふら
音楽 阿部真/エンディングテーマ shiFU

「の、なかに」20分/2005
出演 飯塚朋子/仲田天使。
音楽 友森昭一
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イベントなどまとめました。

いずれも監督迫田参加

13日 『この窓、むこうがわ』『父の愛人』
舞台挨拶 泉水美和子さん(静江役)、河野知美さん(幸子役)西蔵らま(脚本)

14日 『の、なかに』『父の愛人』
ゲスト 大谷健太郎さん(映画監督 ex.NANA アベックモンマリ ジーンワルツ とらばいゆ 約三十の嘘 NANA2 ランウェイ☆ビート 黒執事)

15日 『この窓、むこうがわ』『父の愛人』
スタッフトーク 登壇者 石田直(撮影) 徳永陽平(照明) 福田美由紀(助監督)

16日『この窓、むこうがわ』『の、なかに』『父の愛人』

17日『この窓、むこうがわ』『の、なかに』『父の愛人』
ゲスト 古厩智之さん(映画監督ex.この窓は君のもの まぶだち ロボコン さよならみどりちゃん 奈緒子 ホームレス中学生 武士道シックスティーン)

18日『の、なかに』『父の愛人』
ゲスト 麻丘めぐみさん(女優)

19日 『この窓、むこうがわ』『父の愛人』
ゲスト 五十嵐匠さん(映画監督ex.地雷を踏んだらサヨウナラ みすゞ HAZAN アダン 長州ファイブ 半次郎)


いただいたコメントまとめました。

映画関係の方。
(50音順)

Amir Naderi
- There is a good emotion and feeling apparent in nearly all
of the scenes of this film, which must originate from the
respect and confidence the three female actors obviously
have for their director, Kousuke Sakoda. The good rhythm
of the film comes exactly from this respect, especially from
the leading girl’s Tomomi Kono’s performance. The director
could make a film with limited situation. He made his film
very sincerely this time, so I expect his next film would be
good as well.

この映画の多くのシーンには素晴らしい情感と雰囲気が
明らかに存在する。それは3人の女優の迫田公介監督へ
のゆるぎない信頼と敬意によるものだ。
とりわけその素晴らしいリズムはまさに主演の
河野知美の監督への敬意から生まれている。
また監督は限られた撮影状況でも映画を作る力を持っている。
彼はこの作品をとても誠実に作った。
次回作も同様に素晴らしいものであると私は期待している。
アミール・ナデリ

アミール・ナデリ監督 Amir Naderi
『駆ける少年』『水、風、砂』
『マンハッタン・バイ・ナンバーズ』
『サウンド・バリア』『べガス』
『CUT』
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女性と女性を対峙させて、それだけでドラマを紡ぎ出して見せた
迫田監督の演出力は素晴らしいと思います。
特に、麻丘めぐみさんの演技に、グイグイ引き込まれました。
女優陣の巧みな演技を、端正に映しとり、女性同士だからこそ
生まれる不思議な距離感のドラマとして完成させた監督の手腕を、
ぜひ観て頂きたいです。
大谷健太郎

大谷健太郎監督
『avec mon mari』『とらばいゆ』
『約三十の嘘』『NANA』『ラフ ROUGH』
『NANA 2』『ランウェイ☆ビート』
『ジーン・ワルツ』『八月のラヴソング』
『LOVE まさお君が行く!』
『黒執事』
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まずタイトルに驚愕する「父の愛人」。。。
なんだ、このストレート感!
正にポスターの写真がこの映画全体を象徴している。
正妻と愛人の間に挟まれた娘、その三人がずっと続くかのようなまっすぐな道を背景に立っている。
ホント!まっすぐ過ぎる。
監督、迫田公介が迷いに迷い抜いたあげく辿り着いた方法が正々堂々と正攻法で立ち向かうという事だったのだ。
そして、自分の親戚を見渡しても見つかりそうな問題を抱えた家庭を舞台に丁寧にリアルを紡ぎ上げていく。

その作品が海外で評価を受けている。
ジャパニーズスタンダードが海外では新鮮に映ったのか?
それとも静かな熱が海を越えても伝わっていったのか。

それにしても、女の戦いに男って無力だね。
小林基己

小林基己 撮影監督
学生時代からウルフルズ、スピッツなどのミュージックビデオに撮影監督として参加。その後、CMを中心にミュージックビデオ・映画などの撮影監督として活動。
『夜のピクニック』(長澤雅彦監督)
『35度の彼女』(筧昌也監督)
『パンドラの匣』(冨永昌敬監督)

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父の愛人を前にした女の子。
自分も不倫をしてるとか、
自分に辛く当たって来た母に恨みを抱いているとか、
設定はいろいろあるんだけど。

それは小さな問題で、映画は驚くほど目の前のひとり、
「父の愛人」にいかに向き合うかに焦点を置く。

自分の問題や恨みつらみを父の愛人にぶつけてみる女の子。
しかしどの言葉も雲散霧消して趣味のよい愛人のマンションの
リビングに蒸発して消えてしまう。

恨みを投げつけられた父の愛人は気の毒そうな、痛ましそうな表情を
そのたびに見せてはくれるのだけど、どうもそれがホントな感じがしない。

かわりに立ち上がってくるのは、父の愛人がいかにひとりで
生きて来たか。
それが「孤独」ではなく「独立」だと分かってくる。

愛人なのに依存してない。
母に依存できなかったことを恨みがましく呟く女の子の表情が
変わっていく。

いつのまにやら彼女の背筋が伸びている。

母を神経症にし、その母から虐待スレスレに育てられた私。
そんなどうしようもない恨みのスパイラルに落ちかねない関係の中で、
この映画はフェアに生きることの壮快さをそっと小声で囁く。

感動しました。

古厩智之

古厩智之監督
『この窓は君のもの』『まぶだち』『ロボコン』
『さよならみどりちゃん』『奈緒子』『ホームレス中学生』
『武士道シックスティーン』
『「また、必ず会おう」と誰もが言った』今秋公開予定

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お知り合いのクリエイターさんからのコメント(50音順)
愛されずに育った人間がどのように愛を知るか。
自分自身とさえ和解できない人間がどのように他者と和解するか。
そうした問いはほとんど解決不能であり、言葉によって対峙する限り
永遠の堂々巡りに陥るほかない。
だから、迫田監督が鬱から復帰して「映画」を撮ったという経緯は
極めて重い。
「父の愛人」には、女優たちによって演じられる永遠のような苦悩に、
奇跡的に和解が与えられる瞬間がある。
単なる台詞を超え、「映画」であることによって。
私たちはこの映画を見ることで、迫田監督とともに、魂の病から癒える。

池田浩明(ライター)
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迫田渾身の素晴らしい作品!!
去年スクリーンで観た38本の映画の中には、強く印象に残る
傑作が多かったんだけど、
『父の愛人』もその一つで、38分つー中編?にも関わらず、
巨匠達の長編作品群に見劣りしない出来映えだったんよ~。
思った通りの人生を送るん大変て思った経験ある全てのヒトに
是非観て貰いたい作品なんよね。

ウエオカケンタ(イラストレーター)
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この映画には迫田くんの丁寧な映画への愛を感じる。
セリフの最後の一文字のニュアンスや、人と人が対峙する時の間、
画面には映らないそこにある空気に。

作品はその人そのものだから、
つくる人には辛いあれこれもセットでついてくるわけだけど、
迫田くんにはずっと迫田監督でいてほしいな。
エンディングが流れた瞬間、また次の迫田監督の作品が観たくなったから!

泣いたら明日は背筋を伸ばして歩けばいい。
そんな小さな決意を、
「ほらね」って、
肩をたたくみたいにおしえてくれる映画です。

みんな観てね!!

笹生実久(シンガーソングライター)
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共通の知人のつながりで知り合った迫田監督。

下北沢の居心地がよく、気持ちのいい仲間が集まるバーで初対面。
いつもバカな話、バカな遊びばかりを繰り返し、実は映画監督
だというのを知ったのは
少し経ってから。
正直、作品を観るのも初めて。
さらに畑は違えどこちらも同じく映像に関わる者。
見終わった後にダメ出しのひとつでもと思っていた…

大失敗!

不覚にも引き込まれてしまった!

静かな中に感じる監督の思い。
その思いが強かったせいか、見終わった後なかなか席から立てなかった。

知り合いの作った映画だからという軽い気持ちで観て失敗した!

サコペン!
今後は監督と呼ばせていただきます!

波多野俊介(TVディレクター ex.スクール革命!
/ネプ&イモトの世界番付/ナカイの窓/ナイナイサイズ!
/99+/くりぃむしちゅーのたりらリラ~ン/コレってありですか?
/PV監督としても活躍)
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