2014年晩夏 大阪第七藝術劇場にて公開決定!

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大阪 第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/
にて2014年晩夏に公開が決まりました!

詳細の日時については決まり次第発表致します。
自分たちが作った映画が自分たちのゆかりが無い場所で
上映されること。光栄ですし不思議ですし言葉にならないです。
大阪の観に来てくださる方々に映画『父の愛人』が持つもの、
伝えたいこと、世界観、楽しんで頂ければうれしく思います。
昨年、新宿にて公開させていただいた後、お客様方よりお手紙を
いただきました。この映画が自分の今の状況にとってとても救いに
なったと。この映画があって本当に良かった。と。
映画『父の愛人』はとても小さな映画ですが、もしかすると
と言うか、そうあって欲しいと言うか、ご覧頂く方々にとって
大切な映画になってくれる。と信じております。
たくさんの方々に伝わりますように!
(シェア、Tweetいただければありがたいです。。。)

五十嵐匠監督より映画『父の愛人』コメント頂きました。
以下
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映画 「父の愛人」の匂い
一度も父が現れないこの映画は、まぎれもなく父の気配に溢れている。それは監督の父への想いなのかもしれない。愛人宅の本棚、テーブルの上、電話のそば、そしてかわいがっていたインコにさえ、その父がいる。そしてその父の存在は、愛人を苦悩させ、妻をノイローゼにさせ、娘に「誰からも愛されていない」と言わせる。
「幻影肢」という言葉がある。人間の身体のある部分が切断された時に、まだ残る感覚のことだ。
私は、この映画に「幻影肢」を思った。父が死んだ(切断された)後に残る感覚。死んだ後に、生前つながっていた人間に残る感覚を感じた。映画でのそれは、繊細にそしてやさしく思えた。
それこそが迫田監督の宇宙だと思う。静謐な映像につづられたそれぞれの時間がそこにはある。そしてその時間は映画ならではのものだ。
また、私は、映画「父の愛人」に必死につながろうとしている人間達の叫びを聞いたような気がした。監督自身の叫びを聞いたような気がした。
映画「父の愛人」は、青黒いゼリーの中で泳ぐ深海の魚たちのように魅力的だ。私は作家梶井基次郎の不朽の名作「檸檬」のような匂いをふと感じた。

五十嵐匠 / 映画監督 『地雷を踏んだらサヨウナラ』『長州ファイブ』『半次郎』『みすゞ』
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映画「父の愛人」
特別出演に麻丘めぐみ。音楽に初の映画音楽提供となる
木幡太郎(avengers in sci-fi)。

出演
河野知美 泉水美和子 内田周作
麻丘めぐみ(特別出演)

公式サイト http://tobikyu.com/fathermistress/
公式Facebookページ https://www.facebook.com/chichinoaijin

予告編 http://youtu.be/nMAP7G6G-mY

監督:迫田公介
プロデューサー:栗田歴
脚本:西蔵らま、迫田公介
撮影:石田直
照明:徳永陽平
録音:高島良太
ヘアメイク:NORI

撮影助手:佐藤遊
助監督:福田美由紀、船木俊作
制作進行:田中奈緒
記録:小倉智里、笹羅甲介
ポスター用スチール撮影:林和也
編集:迫田公介
仕上げ:石田直
整音:高島良太
スタジオエンジニア:稲岡宏哉

配給/宣伝/製作 とび級プログラム

併映に監督過去作品

「この窓、むこうがわ」18分/2004
出演 荒井沙耶、清水藍、山﨑ふら
音楽 阿部真/エンディングテーマ shiFU

「の、なかに」20分/2005
出演 飯塚朋子/仲田天使。
音楽 友森昭一

一般 1,500円
専門・大学生 1,300円
シニア 1,100円
中学・高校生 1,000円